GAT−X105 STRIKE GUNDAM
「こちらX105ストライク!地球軍!応答願います!」ガンダムSEED前半主人公MS、ストライクガンダムです。オープニングバージョンをイメージし、自分なりの解釈を入れながら徹底改修しました。きっかけは↑のイラスト&↓のカットです。ツインアイのバランスは、絵的な「うそ」があるのでアレンジしていますが、形状は真似てみましたがいかがでしょうか?(^^)

◆改造点
○頭部
キットを芯に、エポパテと削り込みにより形状変更。アニメバージョンの「頬ダクト」を再現、アンテナは削り込みと延長、黄色アンテナの基部の形状変更をし、「イーゲルシュテルン」は別パーツで作り変えました。

○胴体
形状、バランスがまったく違ったので、エポパテとプラバンで形状変更しています。
肩の段のつき方が、キットと違っていたので、再現しました。腹部分も細く感じたので約1?づつ,幅増ししています。腰の接続部のポリキャップの前後のプラを削り、前後にスイング可能にしています。
腕の接続部もポリキャップを削って、上にも可動するように変更。クリアランス調整。コックピット周辺のフレームはエッジを立てました。
背面のスラスターは形状がいまいちでしたので、エポパテで作りなおしました。内部フィンと別パーツ化しています。

○腰
胴体との接続部をボールジョイントに変更。ポリキャップはMGの物に変更。サイド
アーマーが張り出しすぎていると判断し、左右フレームを幅詰め。

サイドアーマーは延長・削りこみで形状変更、接続基部をボールジョイントに。これで微妙な角度調整が出来ます。内部に入る「アーマーシュナイダー」は転回式に改
造。キットのグリップにプラバンで作った「刃」を真鍮線で接続し、転回可能に。
フロントアーマーはプラバンにて作りおこし。裏面はリップクリームを塗って、エポパテを詰め、硬化後はずして成型。リアアーマーは、キットを芯にプラバンとエポパテで成型。上部にある「スラスター?」はくりぬいて、裏面からエポパテで内部を作りました。
ふんどし部はプラバンとエポパテで形状変更。ダクト部も裏からエポパテで作りなおし。
股間軸はエバーグリーンのスリット入りプラバンで仕切りを作り、前後にスライド機構を作りました。脚の可動範囲の拡大を狙いました。取り付け部で少し斜め後ろに角度をつけて、脚が開くようにしています。

○腕
肩アーマーは前後に約3mm幅詰め、内部ディテールをプラバンで製作。ポリキャップを仕込み、腕の取り付け軸に新設したプレートに、イエローサブマリンのボールジョイント+プラ棒で作った軸と接続。肩アーマーをマルチ可動にしました。また、丸モールドも市販品に変更、各部エッジを立てています。
肩(腕との接続部)から上腕まではノーマルで腕関節フレームは、Gガンダムの物に変更。前腕もノーマルフレームを切りかき、Gガンフレームと接続。上腕の外装は、若干関節部に向かって延長。前腕の内側の装甲は1mmプラバンでかさ上げ、外側のアーマーも、クリアランス調整。
肘フレーム(シールド接続部)はパテ類で形状変更、エッジを立てています。手首は切り離し、フリー可動(ポリ隠し風)。マニピュレーターは「HDM ストライク用」を若干デザイン変更。(人差し指の甲にあたる部分を盛り上げ)

○脚
まず、キットのフレームとMGガンダムVer'1.5のフレームを切った張ったで接続。太ももは、ノーマルの太ももを接着後、股間軸接続ポリキャップの前で、前後に切断、形状変更。フレームにあわせVer'1.5フレームのシリンダーギミックに連動して動くフレームを製作。これにVer'1.5の太もも前部外装をつけ、形状変更。ヒザ関節上部のシリンダーと連動して太ももアーマーがスライドするようにしました。これで可動の拡大(スライドの分太もものクリアランスが稼げ、ももが上に上がる)と関節の間延びを解消。
ヒザアーマーは、設定の通りに変更。ヒザフレームを前後分割に変更。ふくらはぎとすねアーマーをばらばらに分割変更。
こうの部分の丸モールドは、マイナスモールド2を埋めて製作。
アンクルガードも、アニメバージョンに近づけるように形状変更。
ソールパーツはバーニア基部のフレームをプラバンで製作。前後分割したソール部をポリキャップで接続、マルチ可動に。ソール部自体も幅詰めと形状変更。中に重りを仕込みました。かかとのフレームは、ストライクの物を切り取り、スプリング接続。

使用キット:1/100AILE STRIKE GUNDAM
○エールユニット
上羽をプラバンで作りおこし、可動軸をGガンダムのフレームを使って製作。格納状態に可変。
本体は前後に短く感じたので後方に延長。上バーニアは上部を切り取り、別パーツで製作(オープニングバージョンではわかれている!)上、下共に、バーニア内部をくりぬき、フィンを薄くシャープに、一部プラバンで新規作りおこし。エバーグリーンの波プラバンで内部の底を作り、Uバーニアフラット、丸モールドで内部スラスターを製作。
下羽を約35パーセント延長。シャープに成型。
ビームサーベルは基部をボールジョイント接続で可動式に。サーベル自身もプラパイプ+プラ棒で大型化。肩の横にくるダクトをプラバン、エポパテで作り変え、そこにつながるラインをフラットに。スタビライザー?は約30パーセント延長+チョイ角度アップ。内部モールドをエバーグリーンプラバンで製作。

○ライフル
スコープを作りなおし、中にHアイズを。
若干後部に延長、砲身先端も作り直し。グリップは上下に詰め、全体的に少し前後に長く見えるように改造

○シールド
グリップ部の可動、スライドを再現。裏面に適当にモールド追加。表面はバンダイエッジの処理。先端をシャープにしました。



◆塗装
全パーツにベースグレー塗装後。
■白:ホワイトを面吹き→蛍光ホワイトパウダー+スーパークリアー。
■赤:オレンジ+蛍光ピンク+蛍光オレンジを面吹き→クリアーレッド+クリアーオレンジ+蛍光ピンク。
■青:スカイブルー+蛍光ピンクを面吹き→クリアーブルー+クリアーレッド+蛍光ピンク+スーパークリアー。
■黄:白立ち上げ→クリアーイエロー+クリアーオレンジ+蛍光イエロー。
■フレーム:スーパーシルバー+ホワイト+スモークグレー面吹き。
■ライフル:スーパーシルバー→クリアーブルー+クリアーレッド+スーパークリアー。
■バーニアノズル:スーパーシルバー。
■エールユニット紺:ミッドナイトブルー面吹き。
フレーム以外の装甲面はスーパークリアー2をコートし、グロス仕上げにしてみました。

エナメルブラック+ブラウンでスミイレ。

○デカール
イラストレーターでオリジナルデザインした物を、ぽんこつちっくの蝙蝠君に頼んでデカール出力してもらい、使用しました。ありがとー!!(^^)
ぷれぜんてぃっどばい ぽんこつちっく&わんだーえくせれんす
←「アーマーシュナイダー! これだけか!」のシーン?肩の独立可動により、ポージングに自由度が増しました。
下の写真が転回状態と収納状態です。
 





→下の写真でも説明していますが、可動範囲はかなり広がりました。
うで、脚共に、180度近くまで曲がります。
また、足首の独立可動で接地性も向上しました。
実はエール羽で支えてたり・・・(爆)
↓伸ばした状態です。
太くなった太股はこのままだとあまり曲がりませんので←のモモスライドと→の股間軸スライドが役に立ちます。
↑曲げた状態
シリンダーに連動し、太股の前側がスライド。その分、腰フレームとのクリアランスと間延びを解消してくれます。
↑軸自体が前後にスライドします。これにより。太股とフレームの干渉が抑えられます。
←エールユニット内部のスラスター構造です。塗装後組みつけられるように製作しています。
1/60に負けないように作りこみました。




→足の裏のバーニアです。
フレームを作り、そこにバーニアを製作しています。
エールユニットとパーツ構成をそろえ、統一感を出しました。
かかとの接続が若干弱いのがネックです。(^^;)
エールユニットはサーベル部分が角度調節できます。スカイグラスパーの装着時の形にすることが出来ます。また、基部がボールジョイントですので、角度の微調整が可能です。
←↓エール羽の転回画像
←シールドのグリップの可動&スライド機構です。
ま、動くからどうということはないのですが、こだわってみました(^^)

また「製作途中画像」をアップしました。サフ前の、パテ、プラバンの状態が見ていただけます。

しっかし、約半年がかりで仕上げましたが、疲れました(^^;)
自分なりには満足のいく形状になったと思っています。次の主人公MSは「フリーダム」です。1/100が出たら買います。7月ですか。
でも、ここまではやりません(^^)
やりすぎると精度や強度は出にくいですからね。キットを生かした改造で行きたいと思います。長々と説明を読んでいただいた方々、ありがとうございました(^^)
ブラウザで戻ってください
STRIKE 製作途中